カテゴリ: 内向的人生

お店の中で話のしやすい同期二人が職場を去り、魚部門の子もいなくなった😰 

同期がどんどん減ってしまい、お店の中はかなり楽しくなくなってしまった😓

ただ仕事は楽しかったし、運良く取っつきにくいバイトもいなくなったので、仕事をする上では快適だった😊

ある時、上司が天下一品に誘ってくれたことがあった😲

そこで上司は
『自分がこの会社にいるのは、自分が好きなことができるから。』
『入社一週間で人の使い方を覚えた』
『アルバイトは使い捨て』
と言う自身の価値観を語っていた😫。

僕は働くパートさんやアルバイトは仲間やし、自分が上と言う意識は全くなかった😓

皆で仲良く働ければいい😊

アルバイトがアルバイトに指示を出すと言うバイト間で上下関係があることにも凄く違和感を感じていた😰

僕のいてたバイト先は皆、仲間だったし、上下関係などなかったのに😓

数年後この上司の価値観は正解だったと思い知らされるのだが、僕のなかには上司に対する不信感だけが残った出来事だった😓

変に先輩風を吹かす嫌な先輩がいたり、うっとおしいパートのおばちゃんがいたりしたが、それなりに社会人を送っていた😅

ある時野菜部門の同期の上司が同期皆に声かけをして昼御飯でも誘ってくれないか?と持ちかけて来たことがあった😅

僕は普段から同期に説教してたのをよく見ていたので、あまり好きな人ではなかった😓。

ただ、自分の部下を思いやってわざわざ僕に声をかけてやってくれと頼んできたのはこの人だけだった😲

なぜ僕なのだろうと思ったが、僕が同期の中で一番楽しそうに余裕をもって仕事をしていたのからだと思う😅

野菜部門の同期とレジの女の子は雰囲気が僕に似て話しかけやすいのもあり、普段からたまに話すことはあった😊

ただ魚部門と惣菜部門の同期は取っつきにくさもあり、会話したのはこのときが初めてだった😲

この時をきっかけに同期とはお店の中でちょくちょく話すようになった😊

ある日仕事をしてると、同期の女の子が急に『夜電話してもいいですか?』と話しかけてきたことがあった☺️

僕は気にいってる女の子が電話をかけてくると言うから、『僕っていつの間にかモテるようになっていたのでは?』等と考えて、一日中ウキウキしていた😅。

夜電話がなる。

『実は私辞めるんですよ』

その子が携帯電話につけた鈴がチリンチリンとなってたのが未だに耳に残っている😓

会社を辞めるという事を想像もしてなかったので、物凄い衝撃だった😱

一生この会社で働くと決意している僕にとっては決意し難いことだった😓

ただその子はいい子過ぎたのが全てだったと思う😓

その子の先輩も上司も僕の苦手な性格のかなりきついタイプだった😰

ただそういう人間でないと口うるさいおばちゃんを纏めて仕事することができないのだ😫

辞めてほしくなかったが、僕としてはただただ納得するしかなかった😓

その子が辞めて数ヵ月後、今度は魚部門の同期が転勤すると言う😰

確かに転勤はあると思っていたが、あまりにも早い時期での転勤に仲間を失う僕はまたしてもショックを受けた😫

後日判明したのだが、この同期は上司と仕事するのが辛く、労働組合に自ら転勤を申し出た為、転勤させてもらったらしい😅

五人いた同期がわずか4ヶ月であっという間に三人になった😓

いつものようにお店の外で野菜部門の同期と食事をしてると思わない告白を受ける事となる😱

『来月で辞めるねん』と伝えられた時は何とも言えない気持ちになった😫。

僕が気に入ってた二人は入社五ヶ月で二人とも会社からいなくなってしまった😓

直属の上司が年下とかいう遠因もあったと思うが、それよりも人間性がいいからこそ続けて行くのがしんどかったのだと思う😱

この時点でも仕事の本質を理解していなかった僕はこの会社で一生やっていけると思い込んでいた😓

研修期間が終わりお店に配属されることとなった😄

どんな上司と付き合って行くのだろうと不安一杯だった😓

お店の店長は体育会系ののりの元気な人だった😅

直属の上司を紹介してもらったが、およそスーパーに似つかわしくないインテリタイプの人だった😅

ただバリバリの体育会系タイプよりは僕はやり易いのも事実だ☺️。

大人しく見えるから僕が上司を甘く見た面もあったのだろうが、中身は恐ろしく頭が切れる切り替えの上手なタイプだった😄。

この上司を見て、人間というのは持って生まれた能力に差があるのだと言うことを嫌と言うほど痛感させられた😓。

そして驚いたのが同期の女の子が凄くかわいかったことだ☺️

仲良くなりたかったが、僕はコミュニケーション能力が乏しい分どうすればいいのか中々つかみづらかった😅。

後僕は変にやる気があって悪目立ちした分、他の部門の先輩の中には快く接してくれない人もいた😓。

ただ同期四人は恐らく困ったやつだなあと思いつつ僕と仲良くしてくれてたので、凄く救われた部分があったと思う😄

後アルバイト時代にも感じたことがあったのだが、僕は世話焼きのおばちゃんと凄く相性が悪い😅

自分の価値観を大切にしてるので、色んな事を押し付けられたり、ずけずけと物を言われるのが凄く不愉快なのだと思う😱

基本的には皆と仲良くしたいと言う考えで生きてきたが、そうすることによって自分にストレスがかかると言うことも学んだ😅

相手によっては適当に距離をとって深く関わらないようにして自分を守ることもまた大切なのだ😱





僕らの世代はバブル崩壊後の就職氷河期だった😫。

後にロストジェネレーションと呼ばれることになる世代だ😨

明らかに人より能力の劣る僕が就職できるのか?😓

僕は不安から周りがまだ全く活動していない三年の秋から就活に向けて準備を始めた😨。

図書館にあった本でやった適職診断の結果は『図書館司書』、内向型人間にとっては適職らしい😄

ただこの仕事、ほとんど求人がない😱。

恐らくコネがなければこの仕事につくことはできないだろう😓

親は自分と同じく安定した公務員になることを希望していたが、アルバイトで実際やってみてやりがいのなさに僕の選択肢からは消えてしまった😨

僕はバイトで仕事内容が気に入っていた、スーパーの店員を目指すこととする😄。

幸いにも、この業界は普通に求人があった😄。

というよりも離職率が高いため、不況でも普通に求人があったのだ😅

後に知ったのだが、他業種では採用自体を取り止めているところも結構あったらしい☺️。

先ずは本屋に行って面接の達人という就活本を八冊ほど買い漁った😊。

この本は多くの人の面接体験が二こま漫画などと共に描かれており大変参考になった😄。

友人や先輩と言うネットワークがない分、ネットがまだそれほど普及していない時代、僕の情報源は本しかなかったといってもいい😓

できれば、地元のスーパーが一番だがそこだけ受けるわけにも行かないので、大阪方面のスーパーをたくさん受けた😅。

生来あがり症の為、就職面接は凄く緊張する😱。

早くから面接をやってくれるところは片っ端から受けまくった😊。

そしてどんどん落とされたし、この規模のとこなら余裕でとってくれるかもと言うところにも余裕で落とされた😱

ただ、案外落ち込まなくてすんだのは、毎日のようにアルバイトを入れていたからだった😃。

面接で失敗しても、バイトに没頭してるとその事を考えずにすんだのだ😄。

後の人生でも活きるのだが、悩みや考え事があっても一生懸命働いていると気が紛れるのだ😳

後は訪問先の近所で、美味しいラーメンを食べること、同じ就活生に声をかけて仲良くなることをやっていた😃。

就職活動だけにならないよう(上手くいかないことだけやると気が滅入る)、他の楽しみを作るようにしたのだ😄

勿論声をかけても上手く行かないこともあったが、上手くいかなくてもまあ二度と会うことのない相手ばかりだしと思い割りきるようにした☺️。

そして運良く、一つのスーパーが僕に内定を出してくれた😊。

この事によってその後は凄くリラックスして面接を受けられるようになった😊。

他で二次面接を受けてると『最初とうって代わって余裕が出てきたなあ』と言われたし、他の人を見てて、緊張してるなあと客観視する余裕も出てきた😳。

一つの会社が自分を認めてくれたという事実が僕に大きな自信をもたらしてくれたのだ😃。

人生において自分を肯定してもらえると言う経験をあまり積んでこなかったぶん、凄く自信になったのだろう☺️

他社の内定を持っているという最高の状況で、本命の地元のスーパーの三次面接に進んだ😌。

ただそこでは人事部長からはそれなりの圧を感じた😰。

僕は地元のこのスーパーにどうしても入社したかったので、誰もやらないような81店舗全てを店舗見学するなど自分なりにできることを精一杯やった😄。

ただこの面接では全く手応えがなかった😓。

『友人は多いですか?』という質問に

『はい』という当たり障りのない答えしか返すことができなかった😱。

こういう質問をしてくる企業があることも知っていたが、友人のいない僕には対策のたてようがなかったのだ😓。

経験豊富な人事の人間からすれば、自分の殻にこもりがちな独りよがりな人間と言う本質を見抜かれていたのだと思う😰。

今思えば、正直に『親友と呼べるほどの人はいません』と答えるべきだったのかもしれない😅。

こうして僕は本命の地元のスーパーに落ちた為、寮のある大阪のスーパーに就職することになった😌。



小学生時代を振り返ると、まあ二度と経験したくないなあという結論になる😅

何一つ得るものが無かったし、あの頃から現在まで付き合いのある人は一人もいない😓

もう一度やり直せるのなら自分はどうするのだろう?

頑張って沢山友人を作ろうとするだろうか?

それは多分しんどいからやらない😨

孤立する勇気をもてるなら誰とも仲良くしない道を選ぶかもしれない😳

周りからどう思われるかなあ?

両親は悲しむかなあ?とか色々考えてしまうが😓

ただ今の自分でも何とか大人をやってることを考えると、無理して集団に適応する必要はないのだなあと思う😄。

友達を沢山作れ、皆と仲良くしろという価値観の押し付けが僕を苦しめていたのだなあと今となっては思う😅

人からどう思われようが、自分自身が正しいと思う生き方が一番いいと思う😄


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